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2022/01/28 13:51

【こんなビール飲めた

【こんなビール飲めたもんじゃないわ】

ベルギー初の女性醸造家ローザ・メルクスの放ったこのひと言から改革が起きたリーフマンス。1679年に創業し、ベルギー最古の醸造所のひとつでありながら、妥協を許さず、世界中を魅了するオリジナルかつエレガントなビールを造り続けている。

特徴的なのは、チェリーを漬け込んだフルーツビールであること。温めてホットビールにしても、スパイスやフルーツを使ってカクテルビールにしても、氷を入れてオン・ザ・ロックにしても美味しい。そう、リーフマンスはビールの常識を覆す新しい飲み方ができるベルギー自慢のフルーツビールなのだ。

アルコール度数が3.8%とかなり低く、ビールとしては低カロリーの88kcalで全世界のビールの苦手な人や女性に多く飲まれている。

この飲みやすさは、5種類のベリー系フルーツをふんだんに使用しているため。ジュースやカクテル感覚で飲めてしまうのだ。ちなみにベリー系フルーツ5種は、ストロベリー、ラズベリー、チェリー、ブルーベリー、エルダーベリー。

ベルギー初の女性醸造マスター、ローザ・メルクス。40年以上も醸造の指揮をとっている。彼女のひと言がリーフマンスの味を大きく変えることになったのだ。

“こんなビール、飲めたもんじゃないわ。”

ローザ・メルクス

当時のベルギーでは、フルーツビールは酸っぱいビールとして親しまれていた。オーナーは秘書だったローザにリーフマンスの味の感想を聞かせてほしいと懇願した。快く引き受けたローザがリーフマンスの味見をした際、あまりにも酸っぱいと感想を述べたのであった。それが、今日まで世界中から愛されるリーフマンスを作り上げることになったのだ。彼女の厳しく妥協を許さない姿勢は、従来のベルギービールから一線を画す新たなチェリー・ビールを生み出し、リーフマンスの歴史を大きく変えたのだ。

ペーパーラッピング包装を導入したのは、リーフマンスが初めて。ローザの功績を称えて、すべてのペーパーラッピング包装には彼女のサインが記されている。ローザは退職後も醸造マスターとともに、リーフマンスの味と品質を確認するため醸造所に足を運んでいるのだとか。ちなみに、彼女が特にお気に入りなのはグーデンバンド。

リーフマンスは冬期に醸造され、夏期まで保存できるようにブレンドされる。1週間の発酵のあと、貯蔵室で2ヶ月から1年間の熟成行程に入り、熟成された強い味わいのビールを若くて新鮮なビールと合わせ、二次発酵を経てバランスよく仕上げる。甘さの余韻が残る独特の苦みは、若いビールと熟成したビールの絶妙なブレンディング技術によるもの。